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ネコちゃんを迎えてから1年目までのスケジュール
病気に注意して健康で快適な生活が送れるようにしましょう
初めてネコちゃんを迎えて、これからペットとの楽しい生活が待っているわけですが、そのペットライフを充実したものにするためには、ワクチン接種などのスケジュールを忘れずにチェックすることが大事です。
特に0歳からの1年間は、色々なワクチン接種や避妊・去勢手術のタイミングがありますので、しっかりと確認して、ネコちゃんの病気を予防してあげたり、ケアしてあげたりしましょう。
0~1歳までの予防接種などのスケジュール
予防接種の時期 | 予防接種の内容 | 備考 |
---|---|---|
生後2ヶ月 |
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1回目のワクチン接種を行っていない場合、この時期に混合ワクチン接種を行います。当院では、3種混合ワクチン接種が受けられます。また、フィラリア症は犬だけの病気でなく、猫もかかりますのでしっかり予防しましょう |
生後3ヶ月 |
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この時期に、2回目の混合ワクチン接種を行います。 |
生後6ヶ月 |
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初めての発情が起こる前のこの時期に、去勢・避妊手術を行うのが理想的です |
生後1年以降 |
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年に1回のペースで混合ワクチン接種を行います。病気を早期発見・早期治療するために、年に1回、健康診断を受診するようにしましょう |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
ネコちゃんの年齢別のアドバイス
1~2歳ごろ
1~2歳ごろにかけて、ネコちゃんは一人前の猫へと成長します。
初めての発情期前(生後6ヶ月ごろ)に去勢・避妊手術を受けることで、将来の病気が予防できる確率が高くなりますので、健康を守るためにも手術を受けさせてあげることをおすすめします。
院長からのアドバイス
1~2歳ごろのネコちゃんは、元気盛りの時期です。
この頃からキャリーに慣れさせておいてあげて、動物病院へ連れて来やすくしておくようにしましょう。
キャリーの中でおやつをあげたり、1日1回入れてあげたりして、徐々に慣れさせるようにしてください。
3~5歳ごろ
3~5歳ごろの猫ちゃんは、人間では20代後半から30代後半にあたります。
毛づやが最もよい時期ですが、歯に歯石が付くなど、デンタルケアに注意し始めなければいけない時期でもあります。
院長からのアドバイス
歯周病はワンちゃんだけでなく、ネコちゃんもかかる病気です。
「ドライフードをあげているから大丈夫」と安心せずに、きちんとケアするようにしましょう。
当院の健康診断のコースのうち、この時期のネコちゃんには「簡単コース」をおすすめしています。
5~7歳ごろ
5~7歳ごろのネコちゃんは、人間では30代後半から40代後半にあたります。
そろそろシニアの入口に差しかかる時期ですので、健康管理には十分注意するようしましょう。
院長からのアドバイス
人間も40代に入ると健康診断を受けるように、ネコちゃんにもきちんと年に1回、健康診断を受けさせてあげるようにしましょう。
また、肥満にもなりやすい時期ですので、食事量などには注意するようにしてください。
当院の健康診断のコースのうち、この時期のネコちゃんには「標準コース」をおすすめしています。
7歳以上
7歳以上のネコちゃんは、人間では50代以上にあたります。
シニア期にあたる時期ですので、病気の早期発見・早期治療を心がけるようにしましょう。
院長からのアドバイス
シニア期に入ると、歯・歯茎や毛などで変化が現れます。
歯の病気にかかりやすくなり、歯茎で色素沈着がみられることも。
また、体が硬くなって毛づくろいが行き届かずに、毛がボサボサになったりすることもあります。
ちょっとした変化を見逃さないようにして、しっかりとケアしてあげるようにしましょう。
もちろん、半年に1回などの定期的な健康診断も大事です。
当院の健康診断のコースのうち、この時期のネコちゃんには「フルコース」をおすすめしています。